きん玉の休む隙無き賃粉切り 江戸時代のちんこきりという職業は、漢字で賃粉切りと表す。 当時タバコといえばキセルで吸う、分業化の進んだ江戸ではその葉たばこを刻む職人がいた。 しかし、「賃粉」の読みは、陰茎…

きん玉の休む隙無き賃粉切り
江戸時代のちんこきりという職業は、漢字で賃粉切りと表す。
当時タバコといえばキセルで吸う、分業化の進んだ江戸ではその葉たばこを刻む職人がいた。
しかし、「賃粉」の読みは、陰茎の幼児語である「ちんこ」と同じである。そのため、すでに誹風柳多留などにも、この同音異義語に絡めた当時の川柳には賃粉切りが多く登場しているほか、井原西鶴の『好色五人女』や、歌舞伎、洒落本などにも賃粉切りが現れている。
現代は喫煙を嫌われるが、江戸時代の庶民にとって賃粉切りはなじみの深い存在だったということだ。